や、ウール羊が時代小説大好きってだけなんだけども。
最近は佐伯泰英さんや藤沢周平さんの著作が、映画やドラマになってますよね。
でも、映像で観るのもいいのだけど、やはり原作ならではの良さがあると思うのです。
なので今回は、ウール羊が読んでみて面白かった、初心者さんも比較的読みやすそうな時代小説をチョイスしてみました。
興味がある本があったら読んでみてね。
まず、これは外せませんね。
「鬼平犯科帳」シリーズ。
帯にある通り、アニメになりましたよね。
アニメから小説に入った人も多いはず。
まだ読んでない人は、ぜひ読んで頂きたい。
こちらはドラマにもなってるので、ドラマも観てくれたらうれしいなぁ。
中村吉右衛門さんははまり役です。
著者繋がりでこちらもどうぞ。
「剣客商売」シリーズ。
こちらは故・藤田まことさんが主役でドラマ化されてます。
剣豪小説でありながら、江戸時代の美味しそうな料理が頻繁に出てくるので、読んでると腹が減る、飯テロ小説です(ウール羊フィルター)。
次は医者ものです。
「赤ひげ診療譚」
小石川療養所を舞台に据えた、若い医師の成長物語です。
最初は主人公が嫌な野郎過ぎてイライラしますが、そこを乗り越えると面白くなってきます。
次に医者繋がりでこちらを。
「獄医立花登手控え」シリーズ。
こちらもドラマになってますね。
観てないけど。
こちらは、小伝馬町に収監されている訳ありの囚人たちにまつわる事件を、柔術を使って解決していくというもの。
剣は一切使わないです。
立花登が関わる囚人たちが物悲しかったりして、なかなかに読みごたえがあります。
さて、次にいきましょう。
「御家人斬九郎」
柴田錬三郎の著作のなかでは、珍しくコメディっぽいです。
なんといっても、主人公の母上がね。
強烈すぎてもうね。
底無しの胃袋だしね。
次ですね。
「隠し剣孤影抄」と、
「隠し剣秋風抄」
こちらはどちらも短編集です。
ちなみに、映画化された「隠し剣鬼ノ爪」は、「孤影抄」の方に収録されてます。
さあ、どんどんいきましょう。
「公家武者 松平信平」シリーズ。
こちらは実在した人物を題材にしています。
公家なのにめっちゃ強い信平が、事件を解決していくストーリーなので、表紙のイラストも相まって女性にも読みやすいと思います。
さて!!お立ち会い!!
これを出さずして何を出せというのか!!
つか、さんざん紹介してますね。
「猫の手屋繁盛記」シリーズ。
早く新刊出ないかなぁ・・・。
と、思ったら、6月21日に新刊出るじゃん!!
やったーーー!!
つか、紹介しきれねぇ・・・。
まだまだいっぱいあるんだよー。
宮部みゆきさんの著作とか、海外小説の時代物とかさぁ。
とりあえず、ここに出した本は読みやすくて面白いです。
やっぱ、オススメの作家は池波正太郎、藤沢周平、山本周五郎あたりでしょうか。
あとは柴田錬三郎ですね。
「眠狂四郎」シリーズは、ニヒルでクールな主人公が好きな人にオススメです。
何度もドラマ化してますし。
そういえば、役所広司さんが主演で映画化された「どら平太」ですが、山本周五郎の「町奉行日記」に収録されてます。
めっちゃ強い浪人が主人公の小説を読みたいけど、重い話はどうも・・・という人は、藤沢周平の「用心棒日月抄」か、「よろずや平四郎活人剣」などがよいと思われます。
上記の作家さん以外にも面白そうな時代小説がたくさん出てるので、ぜひ手に取ってみてください。
新たな世界が開ける・・・かもしれない。