今回も安定の3冊です。
読んだ本の数:3
読んだページ数:808
ナイス数:33

軽井沢のセンセと浅見光彦の往復書簡。名探偵・浅見光彦シリーズは過去にハマったことがあるので、ちょっと懐かしかった。
読了日:10月30日 著者:内田 康夫

う~ん、ちょっと混乱する構成だと思います。自分は最初に映画を観て原作に興味を持ったので、先入観を持ってしまったからかもしれません。純粋にサスペンスを期待してしまったので。実際は、後半以外は手紙のやり取りや資料などで時系列があちこちに飛ぶため、わかりづらいです。たぶん何回も読み直すとストーリーが理解できるのかもしれません。が、なんか毒気にやられたみたいな気持ちになってしまったので、再読はなしです。
読了日:10月21日 著者:中村 文則

文通形式の本は過去に2冊ほど読み、そのどれもが面白かったのですが、こちらも面白く読めました。“1年後の連絡網” が、なんとなく和んだ(^^)
読了日:10月15日 著者:湊 かなえ
読書メーター
まずは「去年の冬、きまと別れ」
これは以前レビューした映画の原作です。
これですね。
こちらがわりと面白かったので原作も読んでみたのですが、これがまたわかりづらい。
読書メーターのレビューにも書いたのですが、資料や手紙などで時系列が飛ぶので、後半以外は少し混乱します。
後書きを読んでみると複数のトリックを入れてあるようなので、たぶん何回か読み直すことが前提なのかなぁ、という印象を受けました。
てか、その後書きもわかりづらいというね(^_^;)
とりあえず読破はしたけども。
次は「往復書簡」。
こちらは手紙のやり取りだけでストーリーが展開するのですが、こちらは面白かったです。
湊かなえさんは初めて読んだのですが、少年や少女の頃に起こった事件を、大人になってから手紙のみで解決していくスタイルなので、スラスラと、読めました。
連作ものですが、その中の “二十年後の宿題” は映画にもなってるので、
気になった人は観てみてね。
さて、最後は「浅見光彦からの手紙」
これは実際に起こった冤罪事件を、名探偵・浅見光彦と軽井沢のセンセが手紙のやり取りで推理するというもの。
その他にもウチワエビはうまいとか、その当時の出来事なども盛り込んでいて、なかなか面白かったです。
さて、恒例の購入した本のご紹介。
今回も3冊に抑えたはずなのに、出ていくお金がバカ高だったのはなぜだ。
まず1冊目。
「浅見光彦からの手紙」を読んだおかげで、つい買っちゃった本。
「後鳥羽伝説殺人事件」
こちらは名探偵・浅見光彦が初登場する本です。
ここから伝説は始まった!!といっても過言ではなく、こちらのシリーズは何度も “火曜サスペンス劇場” などの2時間ドラマになってるので、原作は知らなくても “ルポライター・浅見光彦” をご存じの人は多いはず。
ちなみにググってみたら、
結構な大物たちが演じていらっしゃいました。
ウール羊のイメージする小説の光彦像に近いのは、辰巳琢郎さんと沢村一樹さんでしょうか。
でも、みなさん爽やかな印象の俳優さんなので、甲乙つけがたいですね。
てか、水谷豊さん以前の浅見光彦は見たことがないので、ぜひ見たいですね。
実は “浅見光彦” シリーズはほとんど読破してるのですが、また読みたくなったのでシリーズ再読に挑戦です。
さて次です。
こちらは内田康夫さんのデビュー作です。
「死者のこだま」
こちらは “浅見光彦” とは別キャラだけど結構人気の、“信濃のコロンボ” こと竹村岩男巡査部長が登場するシリーズです。
こちらも火サスなどでドラマになってるので、知ってる人もいるはず。
こちらは林隆三さんを筆頭に布施博や堺正章さん、
中村梅雀さんや寺脇康文さんが演じてます。
実はこちらもシリーズを読破しているのですが以下省略。
さて。
いよいよ、出ていくお金が高額になった本のご紹介。
それはこれだあっ!!
「オオカミと野生のイヌ」
うっ・・・(´;ω;`)
と、ションボリしたのは一瞬だけ。
ソッコー家に帰ってニヤニヤしながら袋から出したのは言うまでもない。
普段から “モフモフスキー” を公言してはばからないウール羊ではあるが、今回財布の中身を考えずに買ってしまったのにはワケがある。
なんと!!
クリアファイルがオマケでついていたのだ!!
しかもオマケつきは最後の1冊だった。
これを買わねば、モフモフスキーを名乗る資格なぞない!!
・・・とは言わないが、なんのことはない、このクリアファイル欲しさに買っちゃったんだね。
でもどうしよう。
大切すぎて使えないよ!!
そんなわけで、写真集とクリアファイルは「大神絶景版」のソフトとともに、なんちゃって神棚(本棚のいちばん上。眺めてニヤニヤするのに絶好の位置)にしばらく奉納されることと相成りました。
で、今読んでる本。
「営繕かるかや怪異譚」
タイトル通り、ホラー物の連作です。
まだ1話目を読み終わったばかりですが、なかなか面白いです。
てか、「十二国記」を読んだことないんですよね。
巻数が結構あるんですよね。
興味はあるのですが。
う~ん、どうしようかなぁ。