早乙女妹がまたもや遭遇してしまいました。
そしてご立腹の兄・陽介。
さらに、早乙女兄妹の仁義なき戦いに巻き込まれる、
八神探偵。
何が変態三銃士に気に入られたのか、
今度は“お尻マイスター” の被害にあってしまいました。
ちなみに、妹の名前は月子ちゃん。
新たなる女性の敵の出現に、許せない気持ちなのは八神も同じ。
変態三銃士のひとり、“パンティ教授” を逮捕させるに至った実績から、今回も打倒・お尻マイスターの作戦を立てます。
で、囮を使うことを思い付いたわけですが、さすがに月子ちゃんには頼めず、陽介くんに女装してもら・・・。
「嫌です」
却下されてしまいました。
結局、月子ちゃんが囮をすることになり、おにーちゃんの陽介は、鼻息も荒く、
「妹の尻は僕が守る!!」
と、ファイティングポーズで気合いを入れます。
それを醒めた目で見つめる妹・月子ちゃん。
さらに疲れた顔で見つめる八神探偵。
それはともかく、打倒・お尻マイスター作戦開始です。
サーチモードでニャンコを発見しつつ、お尻マイスター特定に目をかっぴらく八神。
・・・あれ?
あの陸上選手っぽいランニングの、実に怪しい動きのおっさん。
あれ、お尻マイスターじゃないか?
なんか、陽介くんにロックオンしてるんだけども。
え?月子ちゃんは向こうにいるのになんで・・・。
と、思っていたら、陽介くんの口からほとばしる、男の娘になり損ねた少年の、薄気味悪い物体を触ってしまったかのような悲鳴。
なんと、お尻マイスターは陽介くんを月子ちゃんと間違えていたのでした。
すかさず追い込みに入る八神。
それを尻目にお尻を高く上げ、挑発するようにユラユラと揺らしながらスタートライン(?)につくお尻マイスター。
「ちょ、待てよ!!」
「フッ、元陸上選手の私に追い付けるものか!!」
と、お馴染みのデッドヒートを繰り広げ、追い詰めることに成功しました。
だがしかし。
ここからが本番である。
お尻成分をガッツリと補充(?)したお尻マイスターは不適な笑みを浮かべつつ、
いきなりランニングシャツを脱ぎ捨てました。
そして、まるでスー○ーサ○ヤ人のように金色ならぬピンクのオーラをまとい、気合いMAXで八神を潰しにかかるが、
「アンタが触ったの、兄の陽介くんのお尻だから」
と、冷静に爆弾発言をかまされ、
しおしおと萎れたところで、おっとりと警察官が登場。
ガックリと肩をおとし、捨てぜりふも言えないくらい呆然としながら連行されていきました。
いやもう、月子ちゃん狙われ過ぎ。
変態三銃士はあとひとり残ってるし、安心できませんね。
それはさておき、綾部刑事が一億円強奪事件の資料を持ってきてくれました。
お金はかかりましたが、収穫はありました。
事件になってない案件だったため、資料は綾部刑事が独自に調べたものです。
そのおかげで、色々とわかってきたことがあり、その確認に “赤鼻” と呼ばれるホームレスを探さなければいけません。
なんだかんだ言いつつ、綾部刑事もわりと優秀な刑事のようです。
それはそれとして、事務所を借りている部屋の大家さんから、料理の味見を頼まれました。
富岡さんという気のいいおばちゃんなのですが、空いてる部屋で居酒屋を開きたいらしく、八神にレビューを頼んできました。
てか、最初の料理がカレーにゴーヤを混入してきて、それがかなりイケてなかったため次の料理もおっかなびっくり食べてみたところが、
この顔である。
メニューは、わさびを溶いた衣をつけて揚げた唐揚げです。
ところが、
結構美味しかった様子。
でも、わさびにムラがあったため、おもいっきりむせてしまいました。
そして、メッセージでレビューを送る八神。
次はもう少し美味しい料理が届けられるかも、と期待しつつ、赤鼻を探しに行ってくる。