原作が面白かったので、レンタルしてきました。
「来る」
監督 中島哲也
出演 松たか子、小松菜奈、妻夫木聡、岡田准一
製作国 日本 2018/12
人物やストーリーに若干の改編はありますが、
ほぼ原作通りです。
が。
後半のお祓いのシーンまでは、登場人物の嫌な面が押し出されていたというか、
田原秀樹の性格は原作通りですが、妻の香奈が悪い方向に改編されてたりして、前半はちょっとイライラしつつ観てました。
まあ、
真琴はイメージ通りだったので、そこは安心しました。
おねーちゃんの琴子が出てきた辺りでけっこう展開が早くて、
ぼぎわんの正体が何かわからないままお祓いのシーンに向かっちゃうのですが、
このお祓いがわりと大がかりなので、そこは派手めでよかったです。
それと柴田理恵さんが演じる逢坂せつ子が、原作ではほんの少ししか出番がないのですが、
映画でも出番は少ないもののわりと重要な役になっており、柴田さんの演技力も相まって結構いいシーンになってます。
ただ、オススメできる映画かといえば、う~ん・・・となりますが、
これはたぶん、ウール羊が原作をあらかじめ読んでいたせいかもしれません。
原作のほうではぼぎわんの正体を特定する謎解きのパートがあったり、野崎もフリーライターらしく真相を掴むために走り回ったりしてるので、
ウール羊としては原作の方が面白かったです。
ていうか、原作ではほぼ野崎が走り回ってます。
レビューが賛否両論なので、ウール羊には合わなかっただけなのかも。
気になった人は観てみてください。
ただ、ぼぎわんの真相は解明されないままなので、そこは原作も読んでみると腑におちるかもです。
あ、そうそう。
邪気祓いにはファ○リーズが効くそうですよ。
原作にもきっちり書いてあったし。
・・・・・・。
もしかして、最近職場にファブ○ーズが常備されてるのはそのためなんですかね?