お、今回は2冊ですね。
読んだ本の数:2
読んだページ数:1728
ナイス数:13

やっと・・・、やっと読み終わった・・・。いや、面白かったけど。あちこち脱線しまくり、あらゆるジャンルのネタをぶっ込んで、これでもか!!と特に関係無さそうな話を長々しく、かつふざけつつ語り尽くす!!読んでてすごく楽しかったです(^^)
読了日:09月18日 著者:京極 夏彦

死人のテープ起こしがいちばん怖かった。夜中に読んじゃったので、ちょっと後悔した。
読了日:09月12日 著者:三津田 信三
読書メーター
では、まずは「怪談のテープ起こし」から。
いわゆる、映画でいうところのモキュメントみたいな感じです。
要は主人公であるところの小説家が、資料として集めたテープを文字に起こすという実話系の創作小説です。
文字に起こすにあたって、担当の編集者が使えそうなテープを厳選する役目を買って出たわけですが、その編集者さんも巻き込まれてしまうという、なんとも薄ら寒いストーリーになってます。
・・・怖かった。
では次ですね。
いやー、長かった。
やっと読み終わりましたよ。
「虚実妖怪百物語」
ウール羊、頑張った。
なんであんなに分厚いかといえば、本題に入るまでがえっっっっっっらい長いわけです。
なんかもう、脱線しまくりで本題はどこへ?みたいな感じで、なんかこう、はたしてこれはオチというものが存在するのだろうか、と疑いつつ読み進めてました。
や、ちゃんとオチがついてよかった。
しかし、あらゆるジャンルのネタをこれでもかとぶち込んでくるあたり、楽しんで書いたんだろうなぁ。
結論をいえば、面白かったわけだけど。
我こそは読書好き!!
分厚い本を読むのは読書家の本懐である!!
と豪語する人や、怖いのは嫌だけど興味ある、って人はぜひ読んでみて下さい。
さて、ここからは本とは関係ない話になります。
ウチの職場の事務員ちゃん。
天然系のほんわかした女性です。
ところで、その事務員ちゃん。
大泉洋の大ファン。
「見てください!!この本、大泉さんが表紙なんです!!」
と、ウール羊の本好きを知ってる事務員ちゃんは、見せびらかしに来ました。
てか、事務員ちゃん。
小説は読まないんじゃなかったっけ?
「飾っとく用です!!見返りイケメンの大泉さんに見られつつ、ご飯を食べるんです!!」
いやまあ、本人が幸せならいいんだけども。
てかこれ、文庫になってから買おうと思ってたヤツじゃん。
ウール羊に貸して・・・。
「嫌です」
光の早さで断られてしまいました。
そして、今日の昼休憩で事務員ちゃんの天然が炸裂しました。
「大変です!!どうしよう、私どうしたらいいですか!!」
と、コンビニに行った事務員ちゃんがバタバタと帰ってきました。
「取り敢えず落ち着け。何があった?交通事故でも見たのか」
と、コリーさんが心配するほど職場前の道路は事故多発地帯なのですが、事務員ちゃんは見てないと言います。
では、事務員ちゃんに何があったのか。
「大泉さんが、大泉洋さんがいたんです!!コンビニに!!」
な、なんだってぇーーーーーっ!!
そ、それは一大事!!
サイン用の色紙はどこだ!!とか、写メの用意しなきゃ!!とか、大騒ぎしながら事務員ちゃんと一緒にコンビニに突撃しました。
そのとき社内で弁当を食べてたのは、コリーさんとウール羊、黒ヤギくんとリス先輩の、いつものメンバーです。
「あそこです!!ほら!!」
と、事務員ちゃんが指さす方向にいたのは・・・。
それはそれは見事な、
ではなくて、真ん丸に毛皮をカットされた白いワンコ。
事務員ちゃん以外はめがテンになりつつ、呆然とワンコを見つめていたら、ちょうど飼い主さんが出てきました。
どうやらお散歩中だったようで、ワンコのためにミネラルウォーターを買っていたそう。
そこへ事務員ちゃんが、
「大泉洋さんですか?!大泉洋さんですよね!!そのカットの仕方は大泉洋さんですね!!私どうしたらいいですか!!感動で挙動不審です!!」
自分の状況を分析するあたり、実は冷静なんじゃないかな、とも思うのだがどうやらワンコの真ん丸カットが大泉洋さんの天パに見えて仕方ない様子。
とりあえず、コリーさんが事務員ちゃん提案したことといえば、
「モフモフさせてもらえば?」
だった。
飼い主さんも、なんか挙動不審ながらワンコを誉められているのがわかるので、
「どうぞどうぞ、この子撫でられるの好きだから」
と、満面の笑みでワンコを座らせ、事務員ちゃんに撫でて、と促しました。
しかし、そんなに似てるかなぁ?
事務員ちゃんの大泉洋フィルターが、どんな風に機能しているのかいまいちわかりませんが、その後の事務員ちゃんはすっごくいい笑顔で仕事してました。
ちなみにビションフリーゼという犬種だそうです。
ウール羊も存分にモフらせていただきました。
いやー、とってもいい手触りでしたぁ(*´ω`*)