こんにちは。
ただいまファロウストーン洞窟前に来ている、
ニャン吉です。
変な事というのは、“デイドラの王子マラキャスに呪われちゃったラーガシュブールのオークの族長が、巨人のハンマーを回収するお手伝いをする”というものなのですが、
あ、族長の名前はヤマーズさんです。
「しっかり俺をガードしろよ、お前」
う~ん、やる気は充分あるようだけど・・・。
俺の仕事はヤマーズさんを巨人の森までガードすることだし、まあ、付いていってみましょう。
「お前遅いぞ。早く来い」
おっさんがドタドタと走ってっちゃうからだろ?
「なんだよ」
隠密くらいしろよ。
巨人に見つかっちゃうだろ。
「え?でも、誰もいないし」
おっさんの目は節穴か。
目の前にデカい巨人がいたのに。
「へ?あれ?その巨人はなんで倒れてるんだ?」
すっげーマイペースだな。
ちょっと頭痛がしてきたぜ。
それよりも、
「さて、ニャン吉くん」
はい?
「君が行って倒してきて・・・・・・」
却下。
それは自分でやらないと。
だって俺オークじゃないし、猫可愛いカジートだし。
「分かった。では俺の勇姿を見せてやろうではないか!!」
そうこなくっちゃ!!
「そこの巨人!!腰にぶら下げてるハンマーを俺に・・・・・・って、あ~~~れ~~~っ!!」
へっ!?
「ムッ!!敵発見!!」
ぎゃぁぁぁ!!こっち来たぁぁぁ!!
『ハッハッハッ!!いや、ご苦労!!』
ムッ!!その声は!!
『お陰さまで巨人の問題もヤマーズも片付いたぜ!!じゃ、そのハンマーを持ってラーガシュブールに・・・』
一言いいですか?マラキャスさん。
『なんだ?』
思いっきり筋肉を誇示するポージング。
しかもフンドシ一丁とか。
どこかの大会に出場するんですか?
『しねーよ!!つか、なんだよ “ぼでぃーびるだー” って!!それよりさっさとラーガシュブールに帰りやがれ!!』
と、いうわけで、ファロウストーン洞窟の観光は後回しにして、アタブさんに報告しなきゃ。
あ、やべ、ハンマーを持ってかないとな。
忘れるところだったぜ。
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スカイリム観光案内【ヤマーズさんに付いていったんだが・・・】
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