え?嫌ですよ。
それどころじゃないんだから。
ヤツらの影響をなくして都市を再建しないといけないんですから。
まだまだ復活には程遠いです。
しかも、
ちなみに今俺の目の前にあるのはハト小屋。
ここからハトを飛ばして弟子たちにめんどくさい依頼を押し付け・・・じゃなくて、ピッタリの依頼を割り振ってるんです。
大変なんですよ。
ギルドマスターは。
ちなみに弟子たちですが、順調に育ってまして、
いやまあ、全員同じように上がっているのですが、
お揃いの装備なのですが、みんなちょっとずつ着こなしが違ってるんですよ。
たとえばフードなどは、目深にかぶっているものの顔は晒しているのですが、
あ、しまった。
すまない、ウーゴ。
武器レベルを上げるのを忘れてた。
「師匠!!ひどい!!」
なに、お前なら最弱装備でも大丈夫だとも。
「え?装備が最弱ってことは、カウンター攻撃されたら即死亡・・・」
いやいや、お前のは特別にレオナルド発明の “超・ウルトラ・ストロング・スーパー繊維・改” が使用されている・・・かもしれない。
「それ、知ってる単語を並べただけなんじゃ・・・」
あ?なんだこれ。
赤マルは指名手配のビラが貼ってある場所ですが、これを一枚でも取り除かないと凶悪犯に早変わりしてしまいます。
チッ。
警備兵にムカついたから、ちょっと右ストレートをお見舞いしただけじゃないか。
と、このようにとっても忙しいんです。
だから観光案内なんてしてるヒマは・・・。
え?周辺だけでもいいんですか?
なら・・・。
えー、まずは俺の前方をご覧ください。
では、後ろをご覧ください。
さて、右側をご覧ください。
最後に左側をご覧ください。
あ、ウール羊さん。
涙ぐまないでくださいよ。
ちゃんと観光案内もどきをしますから。
その中央にひときわ目立つ建物があります。
俺の時代はルネサンス最盛期ですからね。
いろいろなものがきらびやかで美しいです。
最初の建築は紀元前25年に遡りますが、俺の時代のものは西暦118年から128年に掛けて、ローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されたものです。
改築されにくい建物だったので、ウール羊さんの時代でも当時のまま見ることができます。
詳しい説明は「パンテオン ローマ」でググると出てきます。
ちなみに俺の説明はWikipediaを参考にしました。
これが現在のパンテオン。
プレイヤーキャラである俺が言うのもなんですが、建築物をかなり忠実に再現してます。
いくらギルマスはとはいえ、さすがに休まないとヤバいです。
やれやれ、どっこいしょ。
アサシン史上最強と謳われる俺でも40代ですからね。
ちょっと節々が痛く・・・。
でもパルクール・アクションは若いもんには負けません。
もはやおっさんの意地です。
さてと、ちょっと休んで次のミッションに行かないと。
英気を養って、
フッフッフッ。
チェーザレめ。
頭の毛もすべて毟り取ってくれるわ!!
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エツィオさんにローマを案内してもらおうとした結果
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