俺はね、セラーナさん。
なのに貴女ときたら。
一緒に遊びたいって気持ちもよーく分かります。
可愛いですからね。
でもですね。
野性動物なんだから。
「いーえ!!真心と気合いでなんとかなるはずですわ!!」
おっと、お嬢様なのに “気合い” とか言っちゃう?
じゃなくて。
「サーベルキャットならなんとかなるかしら。自分から向かって来ますし・・・ボソッ」
やめてください。
向かって来た瞬間、猫パンチで俺たちが血だらけになりますよ。
「ダメですの?」
ダメですよ!!
「チッ!!」
どどど、とうしよう、セラーナさん!!
幽霊がいる!!
「長生きしすぎて肉体から魂が脱皮しちゃったたけだ!!(幽)」
「その状態を “幽霊” と言いますのよ?(セ)」
「ちげーよ!!肉体は今洗濯してるんだよ!!(幽)」
あーもう!!
だったら早く脱水して乾燥機に放り込んでくたさいよ!!
肉体を着るまで向こうで待ってますから!!
「待てやこら(幽)」
「というか、どこかで鋭いツッコミを入れてくれないといい漫才師になれないだろうが。あ、俺はシダニス司教っていうんだぜ(シ)」
漫才師じゃねーよ!!
新人の巡礼だっつの!!
「なんだよ。それを早く言えよ(シ)」
なんか、いろいろと力が抜けちゃいましたよ。
「そうか?ならここでパワーチャージしていけや(シ)」
どうやって?
「水差しに水を入れるんだよ(シ)」
「それで本当にパワーチャージできますの?(セ)」
「うるせー!!水を入れたらとっとと移動しやがれってんだ!!べらぼうめ!!(シ)」
やはり、“パワーチャージ” という単語に対するツッコミが必要だったのでは・・・。
「ああ、受け答えがあまりにも普通だった、ということですわね」
てか、そろそろクエストに戻らないと。
進んでみましょう。
なんたか “すごい” しか言ってませんが、これはなかなかの絶景です。
では、セリフなしでご覧ください。
綺麗ですねぇ。
「ご覧になって!!」
ではご覧になって頂きましょう。
セラーナさん絶賛の景色てす。
滝が二つ並んでると圧巻ですね。
弁当を持ってくればよかった。
セラーナさんはシカと追いかけっこしてますし、俺はここでおやつを食しながらまったりとハチミツ酒を楽しみたいと思います。
ちなみに、つまみはヤギのホールチーズ。
切らずにまるごとかぶり付きです。
・・・たまに牙が抜けなくなることがあるけどな。
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スカイリム観光案内【ダークフォール洞窟③】
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