「ニャル子さん」でクトゥルフ神話に目覚めたそこの君。
(ウール羊は読んだことないが)
こんな本はいかがかな?
「8月の読書メーター」
2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:446ページ
ナイス数:5ナイス

「ゾティーク」よりもバッドエンドが少ないかな?個人的には “土星への扉” がなんとなくコミカルで面白かった。“スファノモエーの旅” は、登場人物のお尻が光ってそうで、しかもバッチリ想像してしまい、ちょっと笑ってしまった。や、笑う要素は全然ないんだけどなー(^_^;)
読了日:8月31日 著者:クラーク・アシュトン・スミス
読書メーター
タイトルにある「ヒュペルボレオス」ですが、クトゥルフ神話に出てくる架空の地名、 “ハイパーボリア” のことです。
グリーンランド近辺にあった大陸で、ここの住民がアトランティス大陸やムー大陸に移り住んだという設定になってます。
このハイパーボリアですが、著者がラヴクラフトやロバート・E・ハワード等の作品を参考に作り上げた独自の世界で、刊行前に書簡で受け取ったラヴクラフトが激賞し、自身の作品に登場させたそうです。
なので、著者もこの世界に積極的にクトゥルフの要素を取り入れていきます。
この辺は本のタイトルでググるとハイパーボリアの wiki が出てくるので、詳しく知りたい人は参考にしてみてください。
で、本の感想ですね。
つか、上の感想がすべて。
「ゾティーク」というのは、

こちらの「ゾティーク幻妖怪異譚」のことで、こちらは全編バッドエンドなんですよ。
ひとつだけ “ハ、ハッピーエンド・・・なのか?” というのがあるだけで、まったく救いのない話のオンパレード。
それに比べれば、なんとなくコミカルなのがあったり、ちゃんと生き残る話もあるし、ウール羊はこちらのほうが読みやすかったです。
ちょっと言い回しが昔風だったりするけど、そこはあまり気にならなかったかな?
クトゥルフ神話でおなじみのツァトグアやアトラクナクアも出てきます。
アトランティス大陸やムー大陸を題材にした話もあるので、わりと面白かったです。
ちなみに尻が光りそうな登場人物が出てくる話は、二人の主人公のうちの一人の名前が、

や、海外の作家ですからね。
狙ってやったんじゃないことはわかってます。
しかも笑う要素はひとつもありません。
わかってますが、だがしかし。
一度頭に浮かんじゃったらもうダメっすね。
ホタルさんの尻が光る画像が脳内に展開され、笑う所じゃないのに笑っちゃったという、自分でも意味不明な現象が起こってしまいました。
クラーク・アシュトン・スミスさん、ごめんなさい。
だって、ホタルって尻が光る昆虫なんだよ、日本語だと。
うあ!!まずい!!
また尻が光るホタルさんが脳内に!!
くっそ!!
みんなも読んで尻が光るホタルさんを妄想すればいいんだ!!
【関係ないけど、Fallout 4 ネタ】
檻を仕掛けて拠点に来てもらったワンコですが、当初はバンダナだけだったのが、今見たら、

バンダナの色が違うけど、ミートくんとオソロです。
入植者がつけたんですかね?

二匹いるうちの、向かって左側のワンコだけなのですが、そのうち右側のワンコもつけてもらえるんですかね?
なんにせよ、後ろでご飯を食べてるバラモンともども、可愛がってもらえてるようで何よりです。
あ、そういえば新たなDLCを導入しました。

こちらの「VAULT-TEC WORK SHOP」です。
次回か、その次の回辺りでレビューしたいと思います。
楽しみです(^.^)