今回は、以前読もうとして挫折しちゃった本です。
「10月の読書メーター」
2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:349ページ
ナイス数:8ナイス遠野物語remix 付・遠野物語 (角川ソフィア文庫)の感想
一度読もうとして、昔の文体に馴染めず挫折したのですが、読みやすくなっていたので読破できました。京極夏彦さんの書く文章は遠野物語にすごく合ってると思います。情景まで浮かんでくるようです。個人的にはヤマハハの話がすこし恐かったかな。
読了日:10月20日 著者:京極夏彦,柳田國男
読書メーター
原文を読もうとしてたのですが、昔の文体は難解でして、結局読破できなかったというね。
ですが、京極夏彦さんがすごく読みやすく翻訳してくださったので、面白く読ませて頂きました。
で、遠野に興味が湧いて画像検索してみたら、
とても美しい所ではありませんか。
木々の向こうや水の中に不思議が潜んでいそうな、なんとも神秘的な場所です。
発展著しい現代でも、ヤマハハや天狗がでてきそう。
こういう場所が残されてるのはいいですね。
美しい景色に心が洗われるようです。
遠野にお住まいの人たちが羨ましいですね。
行きたいと思いつつ、なかなか時間が取れなくて行けないけど、
いつかは柳田國男の著書を片手に、舞台になった村や山々を訪ねてみたいです。
本の構成は関連のある土地の話などを順序だてて記載する形をとっているので、一話に振ってある番号が前後したりします。
(1番の次は24番みたいに)
明治時代の遠野郷と、現在の遠野エリアの地図が収録されていて、なかなか興味深いです。
また、京極夏彦さんの文体がこの本に合ってるんですよ。
一話が短めなので、スルスルと読めました。
あ~、遠野に行きたいよぉ~。
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10月の読書メーター
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