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Channel: ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉
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セブンス・サン 魔法使いの弟子

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剣と魔法のファンタジーが観たくて借りてみました。

「セブンス・サン 魔法使いの弟子」




人間が魔物の恐怖に怯えていた18世紀の中世。復活した魔女マザー・マルキンを討伐するため、魔使いのマスター・グレゴリーは特殊な力を持つといわれるある一族の七番目の息子トムを弟子にし、共に世界を救う旅へと出発する。
(Wikipediaより)

監督 セルゲイ・ボドロフ

出演 ジェフ・ブリッジス、ベン・バーンズ、ジュリアン・ムーア

製作国 アメリカ 劇場未公開

いやー、剣と魔法の世界はいいですねー。

まず、若き日のマスター・グレゴリーが何かを封印している場面から始まります。




封印しているのは女性と思われますが、現時点では何者か分かりません。

時は流れ、老いたマスター・グレゴリーは酒場にいたところを弟子に延び戻されます。




右側がマスター・グレゴリーですね。

左側は弟子のウィリアムですが、この人が主人公かと思ったら、早々にリタイアされちゃいました。

で、なぜ弟子が呼び戻しに来たのかというと教会の鐘がなっていたためで、これは悪霊に取り憑かれた人間をマスター・グレゴリーに祓ってほしいという合図です。
マスター・グレゴリーは酔っぱらっていたため合図を聞き逃し、弟子が迎えに来たというわけです。

ひと悶着あったものの、無事現場へ到着した師匠と弟子。




取り憑かれていたのは少女でした。
奥にいるのは少女の母です。

取り憑いていたのはマルキン。




魔女たちの女王です。

Wikipediaでは “マザー・マルキン” となってますが、字幕や吹き替えだと “女王” になってます。




マルキンはドラゴンに変身して逃げようとしますが、とうとう捕らえられてしまいます。

しかし、より強力になって復活したマルキンは、易々と逃げてしまいました。




で、やっと主人公が出てきます。

トーマス・ウォードです。
トムと呼ばれており、ちょっと訳ありの人物です。

演じているのはベン・バーンズ。




こちらがトムの母で、オリヴィア・ウィリアムズが演じてます。




そこへ “ 7番目の息子の7番目の息子” を探して、マスター・グレゴリーが登場します。

なんだそりゃ。
原作もこういうセリフなんですか?
ややこしいな。




なにはともあれ、これでやっと主人公の旅が始まります。

つか、この主人公。




ヒジョーに優柔不断、かつ素直。

素直すぎるぞトム。




窮地に立たされていた可愛い女性を救ったのはまだいいとして、あっさり人を信じすぎです。




そのおかげで、母から貰ったペンダントを奪われるし。

そこでやっと本気を出すわけですが、ちょっと遅すぎじゃね?
もう後半だぞ。

と、おもに主人公に突っ込みまくってましたが、




映像的には満足です。

なぜって?それはね。




カジートォォォォォ!!

・・・・・・ではなく、マルキンの部下の変身した姿なのですが、




なんともカッコ可愛い悪の魔女ではありませんか!!




いやいや、人間に戻んなくていいよ。
ずっと変身したままでいいから。




マルキンの部下が出揃って、トムが本気を出してからが面白いです。

何しろドラゴン同士の空中戦とかがあるので、ドラゴン大好きなウール羊は大興奮です。

つか、マスター・グレゴリーとマルキンだけでよくね?
ってくらいこの二人の存在感がありすぎて、主人公が霞んじゃってます。
(ウール羊フィルター。この主人公嫌いだ)

まさか原作の主人公もこんな感じ?
ちょっと読みたいと思ってたんだけど、どうしようかなぁ。

まあ、原作付きのは世界が出来上がっちゃってるから、それを二時間にまとめようとすると無理がありますよね。

うまく繋げないと実際は面白い話でも、今回のように主人公のダメさ加減が際立つという。

そこだけが唯一不満でしたが、他は概ね満足のいく映画でした。
ニャンコとドラゴンが出てきたし。
悪役だけど。

そういえば、ニコラス・ケイジが主演の同名の映画がありましたが、そちらはまだ観てないんですよね。

今度借りてこよう。



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