こんにちは。
標識のチェックをしていたら、いつの間にか昼を過ぎていてビックリした、
ニャン吉です。
いったい俺は何時間標識の前に突っ立っていたのだろう。
しかも、ホラアナグマとオオカミに追い回されて、気がついたときにはすでに日が暮れかかっている始末。
なので昼食は諦めて、
砦か洞窟を探すことにしました。
「分かった」
と、いうわけで出発したのですが、
え?俺が邪魔?
たまにはいいじゃないですか。
俺とモーちゃん込みでお願いします。
ドヤァ!!
・・・・・・岩しか見えませんね。
「モーだけだったら絵になったかもしれないのに」
・・・・・・泣いていい?
「泣くのはちょっと待て」
外の変なオブジェからすると、ここは魔術師がいるのかな?
決めた!!
ここを本日のお宿にするよ!!
「ニンジン探してきてくれ」
分かった。
なんだろう?
背筋が寒いというか、ムズムズするというか。
「なにやらトラウマがありそうだな?」
う~ん?まあ、入ってみるよ。
マジで俺のトラウマ洞窟なんだろうか。
俺のトラウマというと・・・。
ぎゃぁぁぁぁぁっ!!
「ムッ!!侵入者!!」
お前・・・魔女か!!お前のペットかこれ!!
「“これ” 呼ばわりとは失敬な!!この子は由緒正しき、血統書付きのフロストバイト・スパイダー・・・」
わぁぁぁぁ!!こっち見んな!!こっち来んな!!
「ああ!!“エリザベスちゃん” の膝に矢が!!」
スパイダーに膝があるのかよ!!
かくしてニャン吉くんは、
大騒ぎしながら “エリザベスちゃん” の家族たちの膝(?)に矢をヒットさせまくり、
全然意味を成さない言葉を喚きつつ、なるべく本体を見ないようにしながら “弓で狙いをつける” という離れ業を披露したのち、
ついでにブリーダー(?)のハグレイヴンの膝にも矢を撃ち込んでいた。
ああ、すみません。
フロストバイト・スパイダーと幽霊は大嫌いなもので。
「ああ・・・。アタシのエリザベスちゃん・・・。回復薬(大)を置いていってくれないかい・・・?手当てしないと・・・」
あるだけ置いてくんで、外に出さないで下さい。
じゃ、俺はこれで。
失敬!!
出発しよう!!
今すぐしよう!!
そうしよう!!
「ど、どうしたんだ?」
だが、迅速かつ速やかにここを離れるんだっ!!
止めろ!!言うな!!降参する!!
しないけどなっ!!
「・・・・・・なんだそりゃ?」
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スカイリムの街道から【ウィンドヘルム~リフテン④】
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