みなさん!!
少々お待ちください!!
俺は今、


この機会を逃してなるものか!!

そこの首なし幽霊!!
首長の命じゃないけど止まれ!!
【延々と追いかけっこをした結果】

「次は並んだ瞬間、タックルをかまして地面に転がしたる(モーちゃん)」
そういえば風の噂で馬に置いていかれた首なし幽霊が、爆走しているところを目撃された事があるらしいが、モーちゃんのようなお馬さんにタックルされた結果なのだろうか。
それはさておき、

遠くまで見渡せて気持ちがいいです。

これはいい旅日和ですね。
景色を楽しみながらのんびりと進みましょう。
【のんびりしすぎて以下略】
おや?

ストームクロークの野営地かな?
ちょっと確かめてくるから、モーちゃんはここで待ってておくれ。
「わかった(モ)」

やっぱ野営地だ。
装備している鎧から、ストームクロークでまちがいなさそうだな。


「そこで入隊希望の面接を行っている(ストームクローク兵士)」

「ま、タロスを崇拝している者であれば、この際ニャンコでも構わん・・・はずだ(兵舎長)」
なんだそりゃ。
「おや、ニャンコ。迷子か?(謎)」
いや、テントを見かけたからどこの所属なのかなー、と思って。
「そうか。ここはストームクロークの野営地だ。俺は責任者のコティル・レッド・ジョアルという。あ、そうだ。腕に覚えがあるなら、耳寄りの情報があるぞ(コティル)」
なんですか?

ああ、それならデュラックさんていう隊員さんに会いましたよ。
「そうなのか?吸血鬼ハンターもなかなかやりがいがありそうな仕事だ(コ)」

職場放棄はダメでしょう。
「・・・・・・チッ(コ)」

この栄養ドリンクを一本づつ差し上げますので、なんとか乗り切ってください。
「お!!ハチミツ酒か!!こっちは・・・お前、これスクゥーマじゃないか!!カジート族以外には非常にヤバいシロモノ!!そこの猫!!首長の命により止まれ!!(コ)」
うわ!!やべ!!

ん?
モーちゃん、どうした?
「駐 “馬” 違反だそうだ(モ)」
へ?今なんて?

「今、違反切符を切るから(ス)」
ちょ、ほんのちょっと待っててもらっただけじゃん!!
荷馬車じゃなくてお馬さんなんだから勘弁してよ!!

「もしくは、この場で罰金を払ってください(ス)」
でも、今持ち合わせが・・・。
あ!!栄養ドリンクでもいい(説得)?
「う~ん、最近疲れが溜まってきてるから・・・いいわ、それで良しとしましょう(ス)」
さすが、話がわかりますね!!
では、コレをどうぞ!!
「それじゃ行っていいわよ・・・ん?」
それ!!モーちゃん、ダッシュだ!!
「これスクゥーマじゃない!!首長の命により止まれ!!(ス)」
嫌ですぅぅぅ!!