1975年版がすごく好きな映画だったので、パッケージを目撃した瞬間借りてしまいました。
「ロッキー・ホラー・ショー タイムワープ アゲイン」
ストーリーは変化なしなので、1975年版のものをどぞ。
恩師スコット博士に婚約の報告をしようと出かけた恋人同士のブラッドとジャネット。しかし、嵐の中、道に迷った山中で車がパンクしてしまう。電話を借りようと近くの古城を訪ねるが、そこでは目を疑うような奇怪なパーティーが開かれていた。
城の主フランクン・フルターは変わった人物で、彼は自身が作った人造人間、ブロンドで筋肉質の美男子「ロッキー」を披露する。
そしてフランクン・フルターとロッキーは、結婚するような演出でベッドのある部屋へと向かうのだが、ジャネットがロッキーの虜になってしまう。さらに、バイセクシュアルのフランクン・フルターは、なんとジャネットとブラッドの両方と性的関係を持ってしまった。(Wikipedia)
監督 ケニー・オルテガ
出演 ラヴァーン・コックス、ヴィクトリア・ジャスティス、ライアン・マカータン
製作国 アメリカ 2016
主人公のフランクン・フルターをラヴァーン・コックスというトランスジェンダーの女優さんが演じているのですが、
この人はすでに手術で完全な女性になっているので、ちょっと違和感を感じました。
リメイク元のフランクン・フルターは、ティム・カリーという男優さんが演じており、
バリトンで結構ドスの効いた歌声を披露してくれたので、
ラヴァーン・コックスの歌声は女性にしては太いけど、フランクンの歌声としてはちょっと細すぎたかなぁ。
衣装もなぁ。
てきれば黒のボンテージのほうが・・・ていうか、
ティム・カリーの印象が強すぎて(^_^;)
でも、出演者たちが歌いながら踊る “タイムワープ” は、
リメイク版のほうがはっちゃけた感があって好きかも。
ロッキーの登場シーンも派手です。
ちょこちょことオリジナル版のオマージュが出てきたりして、
これはこれで楽しめました。
リフ・ラフ役の俳優さんは、リメイク版とオリジナル版で顔がなんとなく似てたりとか、
マジェンタはオリジナルの方がいいなぁとか、
突っ込みながら観てたわけですが、
テイム・カリーがナレーターの役で出演なさってたので、だいぶ嬉しかったです。
オススメはやっぱりオリジナルの方ですが、リメイク版も楽しかったので、両方借りてきて見比べてみるのも面白いかもです。
ただ、下ネタなんかもあるので、そういうのが地雷な人は気を付けてください。
そういえば、日本でも舞台をやってたんですね。
フランクンの役は古田新太さんだそうですが、すごくみたいんだけど。
DVDを出してくれないかなぁ。