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Channel: ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉
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11月の読書メーター

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積ん読を消化したいのに、ゲームばっかやっているというねwww

「11月の読書メーター」

11月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:672
ナイス数:26

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)感想
文句なしに面白かった。大画面で迫力のO-81など、殺人級のシロモノではないか。世の健康な紳士たちよ、諦めたまえ。てか、谷口さんが面白すぎて(^_^;)
読了日:11月28日 著者:森見 登美彦
エルフランドの王女エルフランドの王女感想
無い物ねだりに魔法を欲した結果、結局扱いきれなくて・・・なんて、安易にもほどがあるというか、う~ん。結局アルヴェリックもリラゼルも、評定衆に振り回されちゃったんじゃないの?と読みながら思ってしまった。けど、さすがダンセイニ。幻想世界の描写が美しいです。
読了日:11月04日 著者:ロード ダンセイニ

読書メーター

まず、「エルフランドの王女」 から。

このロード・ダンセイニという作家は、アイルランド出身の男爵様です。
「指輪物語」 で有名なトールキンや、「クトゥルー神話」 のラヴクラフト、20世紀に入ってからはレイ・ブラッドベリに多大な影響を与えた、ファンタジー界の巨匠です。
で、「エルフランドの王女」です。
ぶっちゃけ、評定衆のメンバーが、

「魔法使いに国を統治して欲しいんですぅ(意訳)」

なんて安直な提案をしたばっかりに、人間の国の王子とエルフランドの王女が振り回されるというね。

ストーリー自体はベタなんだけど、この作家は文体が美しいので、物語の風景が想像しやすいというか、妄想族のウール羊には物語に入っていきやすい作家です。

が。

ウール羊としてはこの 「エルフランドの王女」 みたいな長編よりも、短編のほうが面白いです。

探偵物のミステリーも書いているのですが、こちらはかの江戸川乱歩が大絶賛したほどなので、初めて読む人にはむしろこちらがおすすめかも。



こちらですね。

ファンタジー系の短編集も出てるので、興味がある人は長編にいく前に読んでみてください。

次は 「恋文の技術」。

タイトルに騙されてはいけません。
手紙の書き方と見せかけて、実は小説です。
森見登美彦さんの作品はこれが初めてですが、なんつーか面白すぎ。
アホな人物たちのアホな事件がアホな手紙のやり取りで真相が明らかになりO―81大好きな小学生やら大人やらがO―81のせいで女性陣に呆れられ、O―81のせいで絶望する、そんな愉快な話です(わかんねーよ)。

や、これは説明に困るので、興味がわいた人はぜひ読んでみてください。

面白いよ(*^^*)




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