上司のコリーさんが大絶賛してたので借りてみました。
「無限の住人」
かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り・万次(木村拓哉)。妹を失い〈生きる意味〉を失った時、謎の老婆に無理やり〈永遠の命〉を与えられてしまう。斬られた傷は勝手に再生し、死にたくても死ねない〈無限の体〉になってしまった。ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼したいと現れた少女・凜(杉咲花)。どこか妹に似るその姿に、無限の命を使い、用心棒として凛を守ると決めたのだった…。
(Amazon)
監督 三池崇史
出演 木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰
製作国 日本 2017/4
実のところ、予告を観てから気になっていたので、コリーさんが大絶賛していたこともあって楽しみにしてました。
プロローグはモノクロで、万次が不死になったいきさつが描かれてます。
妹を死なせてしまい、自身も絶命しかけていたところへ、
八百比丘尼があらわれ、血栓蟲を体にいれられてしまいます。
そして五十年後、
逸刀流を名乗るヤツらに父を殺され、母を連れ去られてしまった少女、浅野凜に要請され、
用心棒を引き受けます。
ていうか、
原作を知らないんですよね。
どうやら30巻もある大作らしいのですが、こちらは読む予定はありません。
や、だってウール羊、巻数がありすぎると読む気を無くしてしまうので、これもたぶんそうなるだろうなー、と。
すごく面白い作品で気に入って読んでいても、せいぜい10巻あたりが限度で、それ以上となると “もういいや” となってしまうんですよね。
特にコミックが顕著です。
で、映画に戻ります。
正直いって、
木村拓哉さんがこんなに化けるとは思ってもみませんでした。
剣客が似合ってるんですよ、以外と。
二刀流で戦う姿がカッコいいというか、
四次元ポケットならぬ四次元袖がほしいな、とか・・・おっと、ついウール羊の願望が。
まあ、原作に思い入れのある人にはいろいろ突っ込みたくなる箇所もありそうですが、
ウール羊は気に入りました、この映画。
万次と凜ちゃんが兄妹のようにむつまじくしてるとホッコリしたり、
市川海老蔵さんが迫力ありまくりだったり、2時間があっという間でした。
アクションもすさまじく、特に後半のバトルは見物です。
いやー、いいわーこれ。
最初のあたりに書いたとおり、原作を読んでいる人にはいろいろ粗が目につくと思うのですが、ウール羊みたいに原作を知らないで観るぶんには、ほんとに面白い映画です。
ただ、バトルシーンが見た目けっこう痛いので、そういうのが苦手な人は要注意です。
つか、真剣に DVD の購入を考えてます。
う~ん、どうしよう。