今回も安定の一冊。
読んだ本の数:1
読んだページ数:448
ナイス数:10

再読。ゲームはやったことないけど、この本は大好きすぎて、なにかっつーと読みなおしてます。死ねない男が出会いと別れを繰り返しながら旅を続ける様子が切なくて悲しい。ゲームはアクションだったはずだけど、小説になると心に訴えてくるから不思議。
読了日:06月29日 著者:重松 清
読書メーター
こちらの本は、たぶんどこかで記事にしたと思うのですが、改めてレビューをば。
元ネタは「ロストオデッセイ」という、Xbox360専用のゲームソフトです。
キャラクターデザインに「SLAM DUNK」や「バカボンド」の井上雄彦さんを起用した、作品です。
死ねない男、主人公のカイムの声を豊川悦司さんが演じてます。
残念ながら、ウール羊はXbox360を持ってないので未プレイなのですが、友人によるとかなり難しいゲームだということですね。
で、小説に戻りますが、こちらは本編のノベライズではなく、サイドストーリーになります。
死ねない男、というか永遠を生きる男が、流されるようにあらゆる土地や時代を放浪し、そこで出会った人物との交流を描いた作品です。
一千年もの間旅を続け、数えきれないほどの出会いと別れ、誕生と死を見つめながら、淡々と生きていく様は、なんだか切なくなります。
上にも書いた通りゲームはアクションなのですが、小説は静かに進みます。
この、主人公の淡々とした生きざまがなんとなくクセになってしまい、たまに読み返したくなる本です。
一話が短いのでスルスルと読めます。
ゲームを知らなくても読めるので、気になった人は読んでみてください。
次は鋭意努力中の本。
厚い。
ものすごく厚い。
や、面白いし頑張って読んでるけど、寝っ転がりながら読書してることが多いウール羊には、腕がプルプルして持っていられない。
なので、必然的にテーブルに本を置いた状態で、椅子に座り姿勢を正して読むことになるのだが、
「大変だ!!ウール羊の猫背が治っている!!(家族A)」
「なんだ、背筋がちゃんと伸びるんじゃないか(父上)」
「姿勢を強制するためにも、京極本をたくさん読め(母上)」
・・・言いたい放題である。
しかし、思わぬ効果を発揮しているようなので、うっかり積ん読になりそうだったのですが、読書を続行することにしました。
猫背が直るといいなぁ。
次はこちらの購入した本。
まずはこちら。
「楽譜と旅する男」。
これの前作、「奇譚を売る男」が面白かったので買ってみました。
次はこちら。
「怪談のテープ起こし」。
やっぱ、夏はホラーだよね!!
ってことで、目についたので買っちゃった本。
家に帰ってから裏表紙のあらすじを読んだら、なんだか怖そうだったので、ちょっとだけ買ったのを後悔しました(^_^;)
ですが、両方とも面白そうなので、読むのが楽しみです(^^)
その前に、京極本を読破しなければ。