スパイ映画が観たくなったので、こんな映画を借りてきました。
「コードネーム U.N.C.L.E」
東西冷戦真っ只中の1960年代前半。アメリカCIAの敏腕エージェント、ナポレオン・ソロがベルリンへ向かう。目的は東ベルリンの自動車整備工場で働く女整備士ギャビーを確保すること。彼女の父親は失踪した天才科学者ウド・テラー博士で、核兵器を巡る国際的陰謀に巻き込まれている可能性が高かった。やがて世界の危機を前にアメリカとロシアは協力を余儀なくされ、ソロはKGBのエリート・スパイ、イリヤ・クリヤキンと手を組まされるハメに。しかし2人は考え方もやり方もまるで水と油。それでもギャビーを守り、テラー博士の奪還と大規模テロの阻止というミッションのために、渋々ながらも力を合わせるソロとクリヤキンだったが…。
<allcinema>
監督 ガイ・リッチー
出演 ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィカンダー
制作国 イギリス 2015/11
TVドラマ「0011ナポレオン・ソロ」の映画化だそうですが、オリジナルを知らないので映画のみの感想です。
こちらがヘンリー・カヴィルの演じる、CIAの敏腕エージェントナポレオン・ソロ。
失踪したウド・テラー博士を見つけるため、娘のギャビーに協力をようせいします。
そのギャビーを演じるのが、アリシア・ヴィカンダーです。
ところが、KGBもギャビーを探していました。
序盤はCIAとKGBのギャビー争奪戦です。
このカーチェイスが実にお見事。
そしてKGBエリート・スパイ、イリヤ・クリヤキンを、
アーミー・ハマーが演じてます。
しかし世界の危機が迫っているので、この二人が無理矢理コンビを組まされます。
そして、
この顔である。
このあと、大乱闘を始めちゃう二人。
嫌々ながらも協力してギャビーを守る二人ですが、そんなこと我関せずのギャビーは、
ハンドバッグが自分の車より高いことにプリプリしながら、試着室から出てきます。
いやでも、それブランドバッグだからね?
と、言いたいのをブティックの店員たちと共にグッと飲み込む二人。
泊まっているホテルで、
お互いが仕掛けた盗聴機を仕掛けた本人に返すシーンで思わず吹き出しちゃったり、
悪の親玉であるヴィクトリアを見た瞬間、つい、
「バイオハザード5」のエクセラ・ギオネ様を思い出しちゃったりと、笑いどころに事欠きません。
つか、エクセラ様を思い浮かべたのはウール羊だけか。
ちなみに、画像のエクセラ様はマーセナリーズでの勇姿です。
ピンヒールで後ろ蹴りを決めたり、敵にお注射したりと、それはそれは見事な女王様ぶりを発揮して・・・話がそれた。
パッケージだけを見たら、シリアスなスパイ物って印象ですが、
コミカルなシーンが多いので、笑ったりハラハラしたりと忙しかったです。
なんだかんだと衝突しあうソロとイリヤですが、
いい相棒っぶりを見せてくれます。
実はこの二人、すごく気が合うんじゃないの?
いやー、なんで見逃してたんだろう。
もっと早く観ときゃよかった。
演出の仕方がスマートでオシャレだし、軟派なソロと堅物のイリヤという、全然合わなそうな二人の息の合ったコンビっぷりなど、見所が随所にあります。
人は死ぬけど、映像的にはあまり血が流れないし、古い時代のスパイなのになんだか新しい。
何よりBGMがウール羊の好みです。
オリジナルもこんな感じなのかな?
TVドラマのソロも観てみたいですね
DVD あるのかな?
これの前にスベインで製作された「スパイ・タイム」というコメディ映画を観たのですが、どうも笑いのツボが違うというか、全然楽しめませんでしたが、こちらは文句なく面白くて楽しいです。
血が苦手な人も安心して見られます。
配役も見事にハマっていて、この二人で次回作があったらぜひ観たいです。
スパイ映画が観たいけど笑いも欲しい、という人はぜひ観てみてください。
前半と後半のカーチェイスも必見です(^.^)
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コードネーム u.n.c.l.e
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