タイトルと絵に興味を引かれたので借りて見した。
「ファンタスティック・プラネット」
仏のSF作家ステファン・ウルの長編小説を、マンガ家ローラン・トポールの絵でアニメ化した異色のファンタジー作品で、未開の惑星イガムを舞台に人間型のオム族と、彼らを奴隷のように扱うドラーグ族の戦いと協調を描く。ストーリーとしてはこなれていない箇所も多く消化不良の感はあるが、なんといってもその特異なアニメーション映像に目を見張る。トポールのイラストがそのまま動く事の驚きと、SF的イマジネーションの凄さ、思いがけないグロテスク趣味など、その類を見ないビジュアルは一見の価値有りだ。
<allcinema>
監督 ルネ・ラルー
出演 わかんね。
製作国 フランス/チェコ 1985/6
一言でいうと、なんつーか怖い。
解説を読んでみたら、巨人との戦いっぽかったのですが、そんなアクションっぽい展開はなかったです。
ドラーグという巨人族に虐げられてきたオム族(人間)が、反撃するというストーリーなのですが、
このドラーグ族はかなり高度な文化を持っており、オム族は原始的生活を送っています。
「猿の惑星」を思い浮かべてもらうと分かりやすいかも。
ちょうどあんな感じです。
で、テールという人間の男性が主人公なのですが、ティバというドラーグ族の女の子に拾われます。
その子にテールと名前をつけてもらい、ついでに首輪までつけられて、不自由な生活を送ります。
ただ、テールが恵まれていたのは、ティバと一緒に勉強する機会があったこと。
頭につけているヘッドセットで、脳に直接知識を送り込んで学ぶのですが、ティバは常にテールを手のひらにのせて学習するので、首輪を介してテールにも知識が送り込まれてきます。
そのうち、隙をみてティバのもとを逃げ出したテールは、オム族の女性に出会い、同族の隠れ住む場所へ案内されます。
つか、何を着せられてんの。
ヘッドセットもついでにかっぱらってきたので、それまで原始的な生活を余儀なくされていた人々にも学問が浸透し、だんだん生活が向上していきます。
まあここまでの間に紆余曲折があるのですが、そのおかげでドラーグ族のいない新天地を目指す気力が生まれます。
つか、巨人怖いって。
主に目が。
なんつーか、お子さんたちと一緒に楽しむアニメでは全然ないです。
ストーリーはともかく、絵が取っ付きにくいので、人を選ぶかもしれません。
取っ付きにくいっつーか、不気味?
これはウール羊には合わなかったみたいです。
なんかトラウマになりそう・・・orz
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ファンタスティック・プラネット
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