もうちょっと読みたいとは思うものの、仕事から帰るとすぐPS4の前に座ってしまうもので、思うようにはいかず(^_^;)
9月の読書メーター読んだ本の数:2
読んだページ数:658
ナイス数:11
ブランコのむこうで (新潮文庫)の
感想大好きな本のひとつです。“ぼく” が学校帰りに出会った “ぼく” そっくりの少年に出会い、追いかけるうちにいつの間にか他人の夢に入り込んでしまうファンタジーです。星新一の作品は全部好きですがこれは自分の中では別格で、読みぎてボロくなっては買い直し、今持っているので3代目(^_^;)なんか定期的に読みたくなるんですよね。
読了日:09月30日 著者:
星 新一
IQ (ハヤカワ・ミステリ文庫)の
感想最初は面白そうと思って読んでたんだけどなぁ。主人公は確かに探偵っぽいけど、まわりが下品すぎる。これはちょっと、最後まで読む気にはなれなかった。残念。
読了日:09月16日 著者:
ジョー イデ読書メーター
っつーわけで今月もいつものとおり、読んだのは2冊です。
ではレビューといきましょうか。
まずは「ブランコのむこうで」。
これはショートショートの神様、星新一さんの長編(よりは短い)ファンタジーです。
ストーリーは、小学生の “ぼく” が、“ぼく” そっくりの男の子を見かけて追いかけるのですが、追いかけるうちに他人の夢に入り込んでしまいます。
9つの夢の世界を彷徨うわけですが、そこには自己チューな子供の王様がいたり、子供を探して彷徨う母親がいたりと、ひとつひとつの世界がとても魅力的です。
上にも書いてますが、ボロくなっては買い直しを繰り返している本で、好きすぎて定期的に読まねば気がすまない本のひとつです。
星新一さんの本はどれも読みやすいので、まだ読んだことのない人はぜひ読んでみてください。
次に「IQ」。
これはちょっとイメージが違ったというか、珍しく読破できなかった本です。
なんというか、良くも悪くもアメリカ的というか・・・。
舞台は黒人のコミュニティだったりするので、デリケートな部分を扱っているという点では面白いな、と思って読んでました。
最初は。
ただですね、これも上に書いたとおり、すこぶる下品なんですね。
主人公の青年は礼儀正しくてクールな印象なのですが、周囲の人々がお下品すぎる。
たぶん、ウール羊のイメージが先行しちゃった結果かなーとは思うのですが。
なにしろ、デンゼル・ワシントンが演じる「イコライザー」の知的で物静かな主人公、ロバート・マッコールとか、
シドニー・ポワチエが演じる「夜の大捜査線」の主人公の、偏見の残る街で周りが敵だらけの中、殺人事件の捜査を遂行する黒人の敏腕刑事、ヴァージル・ティップスみたいな不屈の精神を持った人物をイメージしていたので、
主人公にも多少拍子抜けしてしまいました。
しかも、過去パートと現在パートが頻繁に変わるしな。
ただ、高評価のレビューもあるので、これは作風がウール羊の好みに合ってなかったからかもしれません。
ので、興味を持った人はとりあえず読んでみてはどうでしょうか。
ちなみに、「イコライザー」と「夜の大捜査線」はオススメの映画だったりします。
それに「イコライザー2」が今月の5日に公開されるので、
その予習で観てみるのもいいかも。
さて、次ですな。
ここからは購入した本のご紹介です(^^)
今回もウール羊は頑張った!!
財布の紐を引き締めて、2冊しか買ってないからな!!
で、まずはこれを。
「猿の部長」。
完全なるタイトル買い。
ついでにジャケ買い。
猿に経済を牛耳られたパラレルワールドに落っことされた主人公(人間)が、猿の部長たちにマーケティング戦略を提案し、年間利益10億円を目指し、ついでに元の世界に戻ろうというもの。
某SF映画を思い浮かべてしまうタイトルとストーリーではあるものの、実は小説仕立ての実用書たったりします。
つか、買ってきてから実用書であると知ったウール羊。
最初に裏表紙の商品解説を読めよ・・・。
と、自分に突っ込みを入れつつ、次にいきましょう。
「貯金兄弟」。
完全なる以下同文。
幼くして母をなくした浪費家の兄と節約家の弟が、ある事件をきっかけに兄が弟に嫉妬と憎悪を募らせていき・・・と書くとなんとなくおどろおどろしいけども、小説仕立ての貯金ハウツー本。
貯金からカードローン、住宅ローンに保険。
さらには老後資金までがわかるマネー戦略ノベル!!
つか、買ってきてから以下同文。
裏表紙の商品解説チェックは必須である、という教訓をウール羊に与えた2冊です。
まだ読んでないけど。
まあ、実用書ではあるものの小説仕立てなので、ウール羊の脳ミソにもわかるように書いてあるはず。
・・・たぶん。
さて、次は今読んでる本。
湊かなえさんの「往復書簡」です。
手紙仕立ての連作ミステリーになっているので、とても読みやすいです。
収録作品のひとつ、“二十年後の宿題” は「北のカナリアたち」とタイトルを変えて、吉永小百合さん主演で映画化されてるので、観た人もいるかもですね。
湊さんの著作は初めて読むのですが、今のところは面白く読んでます。
読破したら今度は「告白」を読んでみようかな。
こちらも映画になってますがまだ観てないので興味津々です。
楽しみだなぁ(*´ω`*)