原作を読んでからと思っていたのですが、レビューが思いの外良かったので我慢できず借りてきました。
「去年の冬、きみと別れ」
監督 瀧本智行
出演 岩田剛典、山本美月、斎藤工
製作国 日本 2018/3
ある視覚障害者の女性が、カメラマンの木原坂雄大のスタジオで焼死してしまうことを伏線にストーリーが展開していきます。
フリーライターの耶雲恭介は、結婚を前に自分の力を試したいと、とある出版社に企画を持ち込みます。
ていうか、騙されました。
いや、面白くねー的な騙された感ではなくて、
いわゆるトリック的ななにかです。
まあ、サスペンスという都合上、ネタバレはできないのですが、
レビューに嘘はなかったぜ。
主人公の耶雲を岩田剛典さんが演じているのですが、どうも「ハイアンドロー」のコブラのイメージが強かったため、どうなんだろうと思いながら見ていたのですが、
そんなことは杞憂でした。
斎藤工さんや北村一輝さんなどの演技派俳優の間にいても全然見劣りすることもせず、特に後半の押さえてはいるけどどことなく鬼気迫る雰囲気は、 なかなか良かったです。
いやー、これは原作を読むのが楽しみになってきました。
ていうか、斎藤さんの演じる木原坂も普通っぽい割にはどこかイッちゃってるし、いやー、これはなかなかの良作です。
まあ、ちょっと大人なシーンがあるのと、わりとショッキングなシーンもあるためファミリー向けではありませんが、
興味を引かれた人は観てみてください。
かなり面白かったです(^^)