ちょっと興味を引かれて観てみました。
「ヒットマン」
全てが謎に包まれた冷血非情な暗殺者、エージェント47。彼は、新たなターゲットであるロシア大物政治家ミカイル・ベリコフを鮮やかに狙撃する。しかし、ほどなくそれが罠だったことを知る。やがて彼は事件の鍵を握る謎の娼婦ニカと出会う。陰謀の首謀者を突き止めるため、ニカを連れて復讐に乗り出した47だったが…。
<allcinema>
監督 ザヴィエ・ジャン
出演 ティモシー・オリファント、ダグレイ・スコット、オルガ・キュリレンコ
製作国 アメリカ 2008/4
原作はゲームなのですが、そのゲームをプレイしたことがないため、映画のみの感想になります。
こちらがエージェント 47 役のティモシー・オリファントで、
こちらがインターポールの警部、マイケル・ホイッティア役のダグレイ・スコットです。
こちらは冒頭の部分です。
47 からホイッティアがある質問をされるのですが、これはラストで回収されます。
この質問のシーンから、三ヶ月前の事件にストーリーが飛ぶのですが、この事件が映画の本筋になります。
最初は “は?” となったのですが、一通り観てからラストのホイッティアの答えで、“ああ、そういうことか” と納得しました。
いや、違う。
そういうことを言いたいのではなく、
カッコいいハゲはジェイソン・ステイサムだけ、と思っていたら、
まさかここにもそんなハゲがいたなんて。
で、こちらが今回の 47 のターゲットであるミハイル・ベリコフ。
確実に仕留めたはずですが、なぜかデコの掠り傷のみで生きていた、まさに不死身の男でした。
そんなダイ・ハード野郎のおかげで、すっかり陰謀に巻き込まれた 47。
しかもお呼びでないロシア連邦保安庁、通称 FSB のユーリ・マクロフもでしゃばってきます。
こちらが今回のヒロインであるニカ。
オルガ・キュリレンコが演じてます。
このニカのおかげで、遺伝子操作の結果、感情を無くしていた 47 に少しづつ感情が戻ってきます。
いやー、原作つきの物は幻滅することが多いんだけど、これは面白かった。
後半にあるガンアクションの見せ方がすごくカッコいいです。
ヒャッハー状態の敵もいるし、
二丁のサブマシンガンをぶっ放す姿が最高に素敵です(ウール羊フィルター)。
要所要所でスローモーションの演出が入るので、それがスタイリッシュな効果を生んでます。
や、なんかスッキリしますね、気分的に。
この映画の後で最新作の「ヒットマン エージェント 47」を観たのですが、
やはり一作目のほうが、ストーリー的にも楽しめました。
47 の役も変わってますしね。
「エージェント47」ではルパート・フレンドという俳優さんが 47 を演じてます。
一作目のほうはインターポールの捜査官という正義側の人間と、陰謀を企む悪(?)の組織に挟まれた状態なので、それがストーリーを面白くしてるんですね、きっと。
この画像はかなり後半のシーンですが、実はここでやっと “47“ という名称が明かされます。
ゲームのファンには微妙かもしれませんが、なんの予備知識もない状態で観たせいか、これはウール羊には当たりの映画でした。
血が結構飛び散るので、苦手な人にはオススメしませんが、スタイリッシュでカッコいいガン・アクションを見たい人にオススメです。
そういえば、PS4 で新作が発売予定みたいですが、
映画を観ちゃったら、ゲームのほうも気になってきました。
いつ発売されるんだろう。
ちょっとプレイしてみたいです。
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ヒットマン
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