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Channel: ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉
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マネーモンスター

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予告がなんとなく面白そうだったので借りてみました。

「マネーモンスター」




人気司会者リー・ゲイツの軽妙なトークがウリの投資情報番組“マネーモンスター”。番組ディレクターのパティは、ゲイツの功績を認めつつも、生放送をいいことに台本を無視して暴走する彼に毎回手を焼いていた。そんな中、いつものように生放送が始まるが、そこへ銃を持った若者が乱入、ゲイツを人質に取り、番組をジャックしてしまう。犯人はゲイツが番組で推奨した株に投資して全財産を失ったと主張。カメラが見守る中、興奮する犯人を必死でなだめようとするゲイツだったが…。
<allcinema>

監督 ジョディ・フォスター

出演 ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ジャック・オコンネル

製作国 アメリカ 2016/6

ジョディ・フォスターって監督もやってたんですね。

ウール羊、映画鑑賞にハマりだしたのがつい最近なので、全然知りませんでした。 

さて、冒頭はアイビス社の株の暴落で、CEO であるウォルト・キャンビーのインタビューから始まります。




こちらがウォルト・キャンビーです。
ドミニク・ウェストが演じてます。

そこからマネーモンスターという番組のオープニングに繋げてくるのですが、なんというか司会のリー・ゲイツがノリノリです。




こちらがジョージ・クルーニーが演じるリー・ゲイツ。

左右に美女を従え、踊りまくり(?)ます。




こちらがそんなゲイツに頭を抱えるディレクターのパティ・フェン。
ジュリア・ロバーツが演じてます。




リハーサルから、番組の撮影に写るのですが、




そこに妙な配達員が写り込みます。




カメラを寄せて声を拾おうとしたら、その配達員はピストルをゲイツに突き付け、番組を続行するように要求します。




さんざん迷った末、ゲイツの命には代えられないと番組続行を決意するパティ。




犯人のカイル・バドウェルはジャック・オコンネルが演じてます。




事件を解決するべく警察が動くなか、




スタジオではゲイツが爆弾付きのベストを着せられ、カイルが事件を起こした動機をかたり、




アイビス社の株暴落の真相を解明しろ、と要求します。




なんとかゲイツを助けようと、真相を探り始めるパティ。

まずはアイビス社の広報担当であるダイアン・レスターに連絡を取ろうと試みます。




こちらがダイアン・レスターで、演じているのはカトリーヌ・パルフ。

実は株暴落で膨大な損失が出たことを受け、番組内でウォルトにインタビューをする企画が立てられていたのですが、放送直前で出演できなくなり、ダイアンが代役でインタビューを受けることになっていました。




しかし、カンペを読んでいるかのような対応に、カイルが逆上してしまいます。




これの前に、同じくジョージ・クルーニーが出演している「ヘイル、シーザー!」を観たのですが、正直あまり面白くなかったので、予告は面白そうだったものの特に期待せずに観ていたら、




これが結構面白いじゃありませんか。




最初は立て籠り事件と見せかけておいて、実は真相は別にあったというわりとよくある展開ですが、




監督の力量なのか、それとも俳優たちの演技の賜物なのか、だらけることなくラストに引っ張っていく構成はお見事です。




途中で意味不明なストライキのシーンが入ってきますが、それも終盤の真相解明に向けてちゃんと意味を持っているので、消化不良に陥ることもなくラストまで楽しめました。

「アルゴリズム」って専門用語も出てきますが、なんかこれ、コンピューターで計算するときの方法らしいです(Wikipedia参照)。

これだけがちょっと分からなかった部分なのですが、ウール羊みたいな株やFX のど素人でも面白く観れたので、システムが分からなくても大丈夫です。
ちゃんとサスペンスとして成り立ってますし。

まあ、株やってる人はより楽しめると思います。

さすがハリウッド一の才女がメガホンを取った映画。
文句なしで面白かったです。
(ウール羊フィルター)

ジョディ・フォスター好きなんだよ・・・。







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